ブーンがあのDQN集団を見た日から3日後…

今日の授業は行事で午前終了だ

川゚−゚)「ブーン君…今日私の家にこないか?」
( ^ω^)「クーさんの家かお?(おにゃのこから家に誘われるなんて…wktk)」

まわりの視線がこっちにくる

川゚−゚)「無理か?」
( ^ω^)「いえwwwwおkですお!!」
川゚−゚)「そうか、じゃあ、行くぞ」

そういうと、周りの目を気にしないクーはブーンを連れて教室を出て行く
相変わらずクーとブーンの噂はたえないようだ
これも噂や流行の限定されやすい田舎の特徴なのだろうか?
ブーンは都会住みのころとの違いに気づいたようだ

クーの家は意外と学校から近いみたいだ

川゚−゚)「今日は家には8時まで誰も居ない、のんびりしていてくれ」
( ^ω^)「はいだお!」

クーの家は意外普通の家だ

川゚−゚)「こっちは私の部屋だ」

そういうと、クーは部屋の鍵を開けた。

意外とクーの部屋は汚い
というより、物が多い

( ^ω^)「もしかして…この部屋の」
川゚−゚)「家具意外はほとんど引いたものだ」
( ^ω^)「すごいお…」
川゚−゚)「手品は上手くなったか?」
(;^ω^)「お…」

そういうと、クーはコインを片手に握って、スッっと消した

( ^ω^)「おお!消えたお!!」
川゚−゚)「…」

無言で手品を3種類ほど見せる、見事な腕前だ

( ^ω^)「クーさんは手品の世界でもいい線いけるお!」
川゚−゚)「これでも私は小学生のころ手品クラブに所属していてな…」

クーとブーンは手品をしたり、引いたものを観察したりして時間を潰した

( ^ω^)「お?クーさん?この引出しはなんだお?」
川゚−゚)「見たいか?」
( ^ω^)「お?ちょっと気になるお」
川゚−゚)「そうか…」

クーは鍵で引き出しを開ける

( ^ω^)「(なんか鍵が多いお…)」
川゚−゚)「これだ…」

そこから出てきたのは、同人誌、801本それから大人のおもちゃだった

( ^ω^)「!!!!!!!!??」
川゚−゚)「ブーン君には刺激が強かっただろうか」
( ^ω^)「お…」
川゚−゚)「内緒だぞ…特におもちゃは高く売れるからな」
( ^ω^)「そうかお…(クーさんはやっぱりすごいお…)」
川゚−゚)「じゃあ、暇だし、コンビニでも行くか」
( ^ω^)「お!」
川゚−゚)「…」

コンビニ

川゚−゚)「…」
( ^ω^)「…(すごい勢いで引いてるお…、多分わからないお…)」
川゚−゚)「じゃあ、これを…」

そういうとクーは105円のガムを買った
実質1000円以上引いているが

これは、不自然のないように、一度レジに行くということだ
万引きのもっとも重要なことは、いかに不自然なく、平然と引くことだ

また、クーはこうもいっていた

川゚−゚)「平然と出来るようになると、逆に危険なこともある」
川゚−゚)「それは、ばれないという自信があるのも危険である」
川゚−゚)「こんな田舎じゃあまりないが、Gメンや危険な店員もいる」
川゚−゚)「周りは平然と、自分の中では緊張感と…感覚というのかな?そんなものが大切だ」

152 名前: ◆6dKnTjhleU [] 投稿日:2006/03/32(土) 17:49:43.39 ID:sGXG4OM20
( ^ω^)「クーさん…どれくらいとったお?」

そういうと、クーは袖や服、鞄、いたるところから商品が出てくる
お菓子、リップクリーム、ガム、ジュース
総計2000円弱

川゚−゚)「まあ、当然だ。完全にバレないようにやっている」
(;^ω^)「すごいお…恐るべき…」
川゚−゚)「じゃあ、家に戻るか?」
( ^ω^)「はいだお…」

またクーの家

2人はお菓子を食べたり、万引きについて話したりする

川゚−゚)「なんだかんだいって、ブーン君はとてもいい友達になれたと思う」
( ^ω^)「お!?」
川゚−゚)「正直うわべだけの友達関係はあまりすきじゃない…ここにはそういう人間が多すぎる…」
( ^ω^)「そうなのかお…」
川゚−゚)「このまえあった万引き仲間はこの近辺のサークルの仲間だ。あの中では私が一番の万引きの技術を持つ」
( ^ω^)「そうなのかお…」
川゚−゚)「ちなみに興味半分でこんなものも引いてみた」

そういうと、クーはポケットからあるものをとりだす

( ^ω^)「あわわわ…それは…」
川゚−゚)「見ての通り、コンドームだ」
( ^ω^)「そんなものまでかお…」
川゚−゚)「私に使い道は無いからプレゼントだ」
( ^ω^)「ちょwwwwww」
川゚−゚)「なんだ?今すぐつかいたいか?」
( ^ω^)「あうあうwww」
川゚−゚)「駄目だ、もっと他のいい女を探すんだな」
( ^ω^)「…」

こんな会話で8時が来る…

川゚−゚)「親が帰ってくる…ちょっと出かけるか…」
( ^ω^)「どこにいくお?」
川゚−゚)「古本屋…ブーン君の性癖でも調べようかと…」
( ^ω^)「カンベンだお…」
川゚−゚)「ジョウダンだ…何か欲しい漫画でもあるか?引いて来てやるぞ?」
( ^ω^)「いいのかお?」
川゚−゚)「今回は特別だ…」

古本屋

川゚−゚)「………」

相変わらず801

川*゚−゚)「……そんなにじろじろ見ないでくれるか?いくら私でも恥ずかしい…」
( ^ω^)「おっ…ごめんだお…」
川゚−゚)「あんしんしろ…お望みの品はあった…位置も悪くない…簡単に引く…」

『盗む』や『取る』では無く『引く』というのは、最低限バレにくくするための用語らしい…

( ^ω^)「面白いお…」

ブーンは古本雑誌を立ち読みしていた

川゚−゚)「そろそろ行くか?」
( ^ω^)「お!行くお!!」

157 名前: ◆6dKnTjhleU [] 投稿日:2006/03/32(土) 17:51:34.03 ID:sGXG4OM20


川゚−゚)「これが、ブーン君のいっていた漫画」

クーの鞄の中にはブーンの欲しかった漫画2冊と801が一冊
それと、18禁指定の漫画1冊

川゚−゚)「この18禁はプレゼントだ」
( ^ω^)「お…(クーさんも平然とエロを盗むなんて…耐性ありすぎだお…)」
川゚−゚)「なぁに、そんな物に反応するような女じゃない」
( ^ω^)「そうかおww」
川゚−゚)「そんなもので興奮するなんて子供だな」
( ^ω^)「クーさんも人のこといえn」
川゚−゚)「なんかいったか?」
(;^ω^)「いえ…」
川゚−゚)「それともDVDやビデオの方がいいか?」
( ^ω^)「自分で引けるようになるお」
川゚−゚)「ソフト系統はサーチがあるからちょっと難しいぞ」
( ^ω^)「サーチ?」
川゚−゚)「サークル内の隠語だ、あの物を取ったまま出るとピーーーーってなる奴」
( ^ω^)「なるほどだお…」
川゚−゚)「そこは『芯抜き』…つまり、箱の中のディスクだけ引くという技が必要だ」
( ^ω^)「なろほどだお…」
川゚−゚)「そろそろ帰る時間だ、後はメールで」
( ^ω^)「はいだお!」

クーは走って家へ向かう


ブーンの家

( ^ω^)「早速メールが着てるお!」

From:クー
本文:サーチにかからない為の『芯抜き』の弱点はいくつかある
まずは、ソフトを売れないことだ、人には売れるが足がつきやすい、危険なのでやめたほうがいい
次に、ディスクそのものに傷をつけないことだ、価値が消える
方法としては、おき方にもよるが積み重ね系や奥に差し込むタイプの棚がいい
横並べの棚は他の客がすぐに手をつけてしまう…
他には引いたものの入れ場所だが…

クーは丁寧にメールで送ってくれたが、読むのを途中であきらめ返信した

「サンキューだお!」

( ^ω^)「さて、読書タイムだおだおだお!!!」

ブーンは今日も夜更かしするようです