今日は何も無い普通の授業
しかしブーンは違った。

( ^ω^)「(う〜…ダルいお…)」
( ^ω^)「(昨日徹夜でエロ本読んでたら、朝になってたお…)」

ブーンはクーが「引いた」エロ本(しかも2次)を徹夜で読んでいたのだ
その光景はご想像にお任せしよう


川゚−゚)「どうしたブーン君?やけにダルそうだが…?」
( ^ω^)「何でもないお…」
川゚−゚)「まあ、私の引いたエロ本でも、読みふけていたのだろう」
( ^ω^)「お…!!?何でわかるお!?」
川゚−゚)「やはりな…、私の選んだのはどれも良かったようだな」
( ^ω^)「ありがとうだお!」
川゚−゚)「でも、そんなことじゃ、全然手品の練習をしていないんじゃないか?」

しばしの沈黙

川゚−゚)「まあいいか、でも万引きはもっと腕をあげてから出ないと実践してはダメだ」
( ^ω^)「わかってるお!!」
川゚−゚)「ならいいが…今日は家で手品の練習でもしてろ」
( ^ω^)「はいだお!!」

午後の授業もあっさり終わって放課後

川゚−゚)「…」

一人、帰るクー

( ^ω^)「(クーさんは練習しろって言ってたけど、ちょっと気になるオお!)」

ブーンはクーを追跡するようだ

('A`)「おい!ブーン!」
( ^ω^)「お!!?なんだドクオかお!」

ドクオはブーンの知り合いの一人、ただ、転校してきたばかりのブーンは
あまり話したことは無い

('A`)「どうした?怪しい行動とっちゃって・・」
( ^ω^)「べ…別になんでもないお」

どうみても精子…じゃなくて、クーをストーカーしてるように見えるブーン

('A`)「あ…そういやブーンはクーに惚れているんだっけ?噂になってるぞ」
( ^ω^)「そんなに噂になってるのかお!!?」
('A`)「ああ…もう全校中に…」

ブーンは疑問に思った
なぜ、こんなしがない転校生1人の恋路がこんなに広まるのか?
田舎だからか?いや、それでもひどすぎる

('A`)「ブーン…クーだけはやめておけ」
( ^ω^)「お?どうしてだお?」
('A`)「クーはあまり表では出さないが、かなりのDQNだ」
( ^ω^)「それは聞いたお!」
('A`)「なにしろ…DQN集団のなかで、酒や煙草もやっているらしい、クーは知らんが…」
( ^ω^)「他には?(まさか万引きも…)」
('A`)「さあ、裏で何やってるかわかんねぇ。クラスでは真面目…ちょっと腐女子っぽいが、外となると豹変だ」
( ^ω^)「そうなのかお…」

ブーンはますます、クーの後をつけたくなった

( ^ω^)「じゃ…じゃあ、ばいばいだお!」

そういうと、急いで玄関に向かう

('A`)「大丈夫かな…?あいつ…」


とあるコンビニ

川゚−゚)「…」

クーは一人で駄菓子コーナーでガムを見ていた
多分わからない手つきで引いているであろう

( ^ω^)「(…あいかわらずすごいお)」

ブーンはちょっと、自分怪いしと思ったのか、持ってきた帽子をかぶった

(  ω )「(これでおkだお)」

すると、クーの元に2人の女性が

(*’n’)「まったぁ〜?」
($"・ω・")「ごめーん!」

どうみてもDQNです

川゚−゚)「べつに…今来たばかりだ…」
($"・ω・")「ならいいんだぁ〜、じゃあ、行こうかぁ〜」

3人はどこかに行くようだ…

(  ω )「(…!!追跡だお!)」

正確には4人だが…

とある路地裏

(  ω )「(何かヤバいふいんき(ryだお…)」

路地裏の集団

川゚−゚)「お待たせ」
(`_´)「おぅ!これで全員だな!じゃあ、クーさん!いきましょう!!」
川゚−゚)「ああ…今日は某巨大古本書店だな…」
($"・ω・")「そうだよ〜」

(  ω )「(あんな怖い人たちがクーさんをさん付け!!、クーさんってすごいお!!)」

某巨大古本書店

入ってきたのはクーとDQN4人の5人

さっそく、5人は漫画コーナーへ行く

そこにはブーンにとって驚愕の世界があった

集団万引き

カメラ、店員の死角を付き、かつ前後不自然のないよう、うまく引いていく
真剣に凝視しても、わかりにくい手つきで取っていくクーともう一人
3人は立ち読みの振りや探すふりをしながら上手く隠している
こんかいはバッグにダイレクト挿入が
こんな芸当、個人ではできない

そして、何事も無かったかのように平然に店を出る

(  ω )「(…すごいお)」

本棚は全部満遍なく、少しづつ取られていた
多分、まとめてなくなっていると足がつくからであろう

(  ω )「(おっと!追跡だお!!)」

今度は別の書店…さっきと同じ作業

これが4店続いた


何も無い道路

川゚−゚)「…そろそろいいか?」
(*’n’)「ん?」
川゚−゚)「ちょっとストーカーが一人」
(`_´)「??」
(  ω )「(まずい!)」

ブーンはあわてて逃げる

川゚−゚)「まて、ブーン君」

ブーンは混乱した

(  ω )「おっおっおっ!」
川゚−゚)「大丈夫だ、何も起きない、何も痛い目は見ない」

帽子をはずしたブーン

( ^ω^)「お…クーさん…気づいていたお?」
川゚−゚)「ああ…でも、見ただろう?これが集団万引きだ、後で引いた100数十冊を売りに行く、無論別の書店で」

(*’n’)「だれぇ〜このさえない男ぉ〜」
(`_´)「ム…クーの彼氏か?」
川゚−゚)「いえ…ブーン君はまだ万引きを始めたばかりの私の弟子です」
(`_´)「弟子…そうか…」

( ^ω^)「あの…」
川゚−゚)「今日は帰れ、また明日な…ココから先は本当についてくるな」
( ^ω^)「お…(ここは素直に帰ったほうがよさそうだお…)」

川゚−゚)「ああ…」

ブーンは早足でクーの元を去る、そうとうこのDQN集団が怖かったのだろう

川゚−゚)「じゃあ…本を売って…次いこうか…」
(`_´)「ああ…」

ブーンはここから先、何が起こるかを知らない…

ブーンの家…

( ^ω^)「はぁ…やっぱり気になるお…」
プルルルルルル
( ^ω^)「メールかお!!?誰だお?」
今日はすまなかったな、でもあまり私達の方についていかないほうが身のためだbyクー
( ^ω^)「おお!誰から聞いたお!?でも、そういわれると余計気になるお…」

そんなわけで、ブーンは今日は手品の練習をしていました

( ^ω^)「お…!これならクーさんも誉めてくれるお!」